喫茶Albireoとは、架空の都市である古海市に存在する、架空の喫茶店のこと。

不定休であり、開店時間、閉店時間もまちまち。
喫茶店としては安めの価格帯であるものの、「揚げたジャガイモ」以外の味が総じて微妙、あるいは既製品まんまなので、常に店内はガラガラである。
喫茶店なのに何故か調理場で一番存在感があるのがフライヤー。
店主は白鳥徹。従業員はなし。

• あげじゃが（半分に切って素揚げしたジャガイモ）
• フライドポテト（シューストリングカット）
• フライドポテト（ストレートカット）
• フライドポテト（ウェッジカット）
• フライドポテト（クリンクルカット）
• フライドポテト（ラティスカット）
• トルネードポテト
• ハッシュドポテト
• 自家製ポテトチップ

上記の通り、閑古鳥が鳴いてる系喫茶Albireoだが、実はこの店の入っている雑居ビル自体が特務庁の分庁舎――すなわち古海分庁舎そのもの。なおかつ店主の白鳥は、特務庁管理局特異事象対策課の職員である。

要するに、喫茶Albireoは「古海分庁舎を雑居ビルたらしめるための擬装用の店舗」かつ「対策課拠点」ということ。
よって、家賃は特務庁持ち。運営費についてもそこそこの補助金が出ており、お店は暇だが採算はトントンなんだとか。

分庁舎職員の食堂に相当する飲食店は別途あるのでこの店は本当に暇。

一応、

暇暇と並べ立てているが市内の共鳴者はこの店に顔を出すことが多く、そういった諸々を計算して仕入れをしているのでフードロスは寧ろ普通の飲食店より少ない。
というかこの喫茶店は、店主の知り合いに限り持ち込みOKなので、勝手知ったる共鳴者一同は自分の分は自分で用意して持ち込むことの方が多い。