nullverse-info

差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

次のリビジョン
前のリビジョン
怪盗グレイと [2024/10/22 04:56] – 作成 mituitumi怪盗グレイと [2024/10/22 07:09] (現在) mituitumi
行 2: 行 2:
 \\ \\
 ==== あらすじ ==== ==== あらすじ ====
-――インターネットを介し繋がっていた親友が、「ありがとう」と一言残して音信不通になった。\\+=== prologue. 怪盗グレイと黄昏の罅 === 
 +――インターネットを介し繋がっていた親友が、「**ありがとう**」と一言残して音信不通になった。\\ 
 +たぶん**自殺**するつもりなのだろう。\\ 
 +悲しかったし、寂しかったけど、わたしが彼女にしてあげられることはしてきた自覚があったから、ただ「もし死後の世界があるのなら、どうか安らかに」と祈るばかりだった。\\
 \\ \\
-彼女の生活環境や精神状態があまりくないのは知っていたから、恐らく自殺すのだろうと思った。\\ +それから2週間程経ったある日、SNSのアカウントに**彼女の妹**によるメッセージが届いた。\\
-せめてきちんとお別れが言いたくて、何度もメッセージを送ったし通話も数回鳴らしたけど、彼女応じることはなかった。\\+
 \\ \\
-かったし、寂しかったけどわたしが彼女にしてげられことはしてきた自覚あったから、やきれない思いはなかった。\\ +「はじめまて。**鴫原花柚**と申ます。\\ 
-ただ、「も死後の世界があるのなら、どうか安らかにと祈るばかりだった。\\+ 突然ですが半月程前姉である**鴫原柚子**(**Albireo**さんの相互フォロワーである**幽雅**)**行方不明**になました。\\ 
 + Albireoさんは行き先をご存じないでうか」\\
 \\ \\
 +曰く。ある日突然姉が消えた。\\
 +部屋には**遺書**が残されており、筆跡は姉のもの。\\
 +内容におかしな点はなく、スマホや財布は置き去り。\\
 +玄関に残った靴の種類からサンダルで家を出たことが分かっており、それほど遠くない場所で命を絶ったと思われる状況だった。\\
 \\ \\
-れから3日程経ったある日、SNSアカウントにフォロー通知届いた。\\ +問題は、**その後鴫原柚子の遺体が見からないこと**である。\\
-知らぬアカウントだったのでプロフィールに飛ぶと、女子高生が実名で運用する、所謂リア垢に当たるアカウントだった。\\ +
-最新のものから順番に投稿内容を確認していく。\\ +
-投稿頻度は日に2つ3つで高くないものの、ざっと遡って記録を総合すると、投稿者の家庭環境や構成要素は朧げに把握できる。\\ +
-それらの情報に加え、写真に写る風景や、自宅の壁紙、床板、家具等が完全に一致したことから、このアカウントの持ち主は「彼女の妹」であると断定された。\\+
 \\ \\
-こちらからもフォローを返すと、すぐDM届いた。\\+遺書の中には、「できれば海に散骨してほしい」「お葬式に学校の人は呼ばないでほしい」いった自身の**弔い方**関する記述あっ。\\ 
 +遺書を残していて弔われる気もあるのなら、見つからないような場所で死ぬのは違和感がある。\\
 \\ \\
-「はじめまして。鴫原花柚と申します。\\ +鴫原柚子は未だ「**行方不明者**」として扱われてお行き先の手がかりすら見つかる気配がないのだとい\\
- 突然ですが、数日前、姉である鴫原柚子(みしゅさんの相互フォロワーである幽雅)が行方不明になました。\\ +
- みしゅさんは行き先をご存じないでしょか?」\\+
 \\ \\
-行方不明?\\ +からない。\\
-ゆうちゃんが、あの状態から死ぬことはあっても、行方不明にったりするだろうか?\\+
 \\ \\
-花柚さから話を聞く、姉幽雅というアカウントを使っていることは知っていて、現在地について何かつぶやいている可能性がると思ってはいたもの、幽雅鍵アカウント、かつフォローはしていったので中身が見えず困っていたらしい。\\+だ筈の友達が行方不明なった理由。\\ 
 +彼女どこに行ってしまたのか。\\ 
 +何より、生きていたとして、死んでたとし。\\ 
 +あの安らに在れているのだろう――?\\
 \\ \\
-3日前「あがとう」とうメッセージが届いて以降音信不通であ、それと時を同じくしてSNSの更新も止まている旨を伝えると、花柚さんはリアル側のゆうちゃんの身辺について話してくれた。\\+わからないかつ知のなら、知に行くしか方法はなかった。\\
 \\ \\
-黒いローブの裾をはためかせ、少年は夜色の瞳をぎらぎらと輝かせていた。\\ +――「柚子さんの部屋を見せてもらうことはできますか?」。\\ 
- +\\ 
-「土は土に、灰は灰に、塵は塵に +わたしは、わたしの持つ共鳴、『**過去視**』を用いて彼女の足取りを辿り始める。\\ 
- キミも、奪い返しに来たンダロ? +\\ 
- 大切な誰かの、とこしえのモノとなるハズだった安寧ヲーー」 +ゆうちゃんの部屋から、彼女が向かった先へ。\\ 
 +そこで起きた出来事と、その先へ。\\ 
 +\\ 
 +見て、追って、辿り着いた場所に居た**少年**は、黒いローブの裾をはためかせ、夜色の瞳をぎらぎらと輝かせていた。\\ 
 +\\ 
 +「土は土に、灰は灰に、塵は塵に――\\ 
 + キミも、奪い返しに来たンダロ?\\ 
 + 大切な誰かの、とこしえのモノとなるハズだった安寧ヲ」 \\
 \\ \\
 \\ \\
行 43: 行 54:
 ==== 登場人物 ==== ==== 登場人物 ====
 == 主人公 == == 主人公 ==
-[[]]\\ +[[白鳥徹]]\\ 
-[[篠司瑠詩]]([[怪盗グレイ]])\\+[[ルシ]]([[怪盗グレイ]])\\ 
 +\\ 
 +== その他 == 
 +[[鴫原柚子]]\\ 
 +[[鴫原花柚]]\\
 \\ \\