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物質的には何の変哲もない日本石英であり、消鳴石と違って共鳴を抑制する効果もないが、干渉を受けると微量の電気を流し、発光する性質を持つ。
その性質から、Ⅱ類以下の共鳴者やγ型の共鳴者、立場上共鳴使用の許可が出ているものの無暗に能力を使用されると困る人物などの管理に利用されている。
光の色は、身に着けた能力者の能力によって異なる。(原則、消鳴石と同色)
信号や光の強さは、受けた共鳴の強さに比例する。
共鳴石は、共鳴の干渉そのものに反応するため、「共鳴者→null」と「null→共鳴」、どちらの干渉による共鳴に対しても反応する。
また、γ型の共鳴にも反応する。
β型の共鳴は原則に「常に薄く共鳴が発生している」ので、共鳴石を身に着けた場合「つねにぼんやり発光する」こととなる。
ただし、先述の通り「信号や光の強さは、受けた共鳴の強さに比例する」ため、例えば『無形』の効果の一つである「好きな形へ変化する」等を用いると、一時的に光や信号も強くなる。
そういった特性をうまく利用すれば、β型の能力が「強く使われたとき」だけ通報が発生するシステム等も作成可能。
作中では、水上雫や言葉めぐりの管理に活用されている。