星空戦隊スタークラスターとは、作中世界のXX13年春からXX14年春まで、毎週日曜朝に全50話が放送された架空の特撮テレビドラマ。
モチーフ:さそり座 アンタレス
モチーフ:しし座 レグルス
モチーフ:てんびん座 ズベンエシャマリ
モチーフ:ぎょしゃ座 カペラ
モチーフ:北極星 ポラリス
モチーフ:M66 しし座の三つ子銀河の内の1つ
モチーフ:M20 三裂星雲
マキリ
ヴィナ
エス
メイジ
ユピタ
ターン
ラヌ
ネプト
サン
剣。
飛彗翔(ひすいかける)は、日本各地を旅しつつ、旅先のレポート、写真、動画などの収益で生計を立てて暮らす18歳の青年。
自由気ままで楽しい生活をおくる翔だったが、最近はフォロワー数の停滞、SNS越しに流れて来る高校卒業後まっとうな道へ進んだ同級生達の様子、「いつまで現実逃避しているのか」という親からの叱責の連絡などで少し今後の身の振り方を悩んでいた。
ひょんなことから北野ゆらと行動を共にした翔は、実は自身のファンであったゆらから熱烈な応援を受け少し持ち直すも、ヴィナの策略により自身の旅の動機――「学校に馴染めず、逃げたかっただけ」だということをネット上に拡散されてしまう。
過度なストレスに付け込まれマヨイゴとなってしまった、翔のマヨイと対峙するスタークラスター一同。
苦しむ翔へ、ポラリスホワイトは「どんな理由ではじめたことだとしても、あなたの旅の思い出が綺麗なのは変わらない」「あなたが旅する景色に救われた人、きっといっぱい居るよ。わたしだってそうだもん。そういう風に“救われる人”に、あなた自身が含まれるののなにがおかしいの」と叫ぶ――
今日もメイジの放つマヨイゴを難なく退け絶好調のスタークラスター。
反面、雲雀の妹であり、紫苑の幼馴染でもある獅子宮瑠奈(ししみやるな)のマドイボシ化は、いよいよ深刻な状態となっていた。
長らく瑠奈が助かる方法を模索しつつ彼女を匿っていた紫苑は、意を決して仲間達へ瑠奈の状況を伝える。
絶句する一同の中ただ一人淡々と立ち上がった雲雀は、引き留める周囲を振り払い単身瑠奈を倒しに向かう。
「無辜の民を手にかけてしまう前に倒す」と言い放つ雲雀の前に立ちふさがった紫苑は、「お前の方が瑠奈よりずっとバケモノだ」と慟哭し――